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那賀川の河川環境の回復に関する意見書 那賀川は、徳島県南部を四国山脈に沿って東流し紀伊水道に注ぐ、幹線流路延長125㎞、流域面積は874?の一級河川であります。那賀川は、流域の本町ほか2市2町の農業や産業な....

那賀川の河川環境の回復に関する意見書 那賀川は、徳島県南部を四国山脈に沿って東流し紀伊水道に注ぐ、幹線流路延長125㎞、流域面積は874?の一級河川であります。那賀川は、流域の本町ほか2市2町の農業や産業など社会・経済・文化の活動基盤として、また、恵まれた自然環境や景観は、漁業、観光、癒しの場として多面的に活用されております。このような那賀川の治水・利水・環境の要となっているのが長安ロダムであります。長安ロダムは、昭和31 年に完成した那賀川水系唯一の多目的ダムであり、洪水調節、発電、既得用水の安定化及び河川環境の保全等を目的としております。 しかし、毎年のように発生する洪水や渇水の被害に加え、ダムの堆砂・濁水による河川環境の悪化が大きな課題となっており、那賀川における治水・利水・環境の改善と機能向上は極めて重要となっております。このため、長安ロダムは平成19 年度に徳島県から国土交通省の管理となり、現在、治水・利水・環境の機能を向上させるため、大規模なダム改造事業に取り組んでいただいており、深く感謝申し上げます。 さて、この長安ロダムの水は徳島県企業局により水力発電としても活用されておりますが、ダムから下流の日野谷発電所までの間は導水管の中を流れているため、河川には水が無い、いわゆる「減水区間」となっております。すでに那賀川上流域では、四国電力の蔭平発電所や広野発電所において、水利権更新時に河川維持流量が復元されたところであり、その際、長安ロダムについても、ダムに流入する河川維持流量と同じ量が、ダム下流の支川古屋谷川から放流されております。 しかし、この流量は長安ロダムの流域面積の大きさを考慮すると相当少なく、河川の景観、水質、生態系等にとって、決して十分とはいえない状況であります。特に、那賀川の自慢である鮎や鰻などの魚類が遡上する夏場の流量は不足していることから、地元民は減水区間の流量が増え、豊かな河川環境が回復することを長年にわたり待ち望んでおります。 平成24 年3月、日野谷発電所は30 年ぶりに水利権の更新を迎えることになりましたので、この機会に長安ロダム下流の減水区間における河川流量を増量することを強く要望いたします。 以上、地方自治法第99 条に基づき意見書を提出します。   平成24 年3月21 日那賀町議会議長  大澤 夫左二  提出先国土交通大臣 殿 四国地方整備局長 殿徳島県知事 殿徳島県企業局長 殿 平成24 年3月23 日、大澤議長・植北副議長・焏原那賀川水系特別委員長・株田副委員長が、那賀川の河川環境の回復について国土交通大臣、四国地方整備局長、徳島県知事並びに徳島県企業局長に対し意見書を提出しました。 この意見書は、平成24 年3月定例会において全会一致で可決されたもので、内容は次のとおりです。広報なか6